逆にこれはダメって思うことは?
フリープログラマーのダメなところ
いいことばかりに目を向けたままフリープログラマーになると、「やっぱりやめとけばよかった…」と後悔することになりかねません。いろいろな自由があるのがフリーのいいところですが、逆にダメなところはどんなところなのかも徹底検証しておきましょう。そうすることで、覚悟を持ってフリーの仕事に臨めるようになりますよ。
何もかも自分でやらなければならない
そんなの大人なら当たり前でしょ!と思うかもしれませんが、フリーになるといかに会社に守られていたかがよくわかります。まず、フリーの人は営業しないことには仕事になりません。人脈に頼るとしても、その人脈にアプローチをかけるのは自分自身です。情報も自分から探さなければ入ってきませんし、自ら進んで勉強しなければ新しいことも身につきません。経理に関することも何もかも自分でやらなければなりません。そんなの百も承知で独立したという人でも、現実を目の当たりにするとめげそうになってしまうほどです。
モチベーション管理が大変
自己管理が得意な人ならいいのですが、自由があるとついゆっくりしたくなってしまう人がフリーになると大変です。働いても働かなくてもいいからと、自由な時間ばかり満喫していればそのうち資金が途絶えてしまいますよね。仕事を頑張り続けるには高いモチベーションが必要なのです。頑張れと励ます上司もいなければ、競う同僚もいません。一人は気楽ですが、ずっと一人だと孤独感に襲われることもあるでしょう。不安定な状況に一喜一憂してばかりでは仕事にもなりません。そう考えると、モチベーションを一定に保ちながらやるべきことをしっかりこなすって、けっこう大変なことなんですよね。
収入が不安定になる
お金の不安って本当にイヤなものですよね。フリーになると収入が不安定になるのでお金の悩みは避けられません。「今月はたくさん収入があったけど、来月はその半分以下」なんてことだってあるわけです。「今年はいいけど来年はどうなるのだろう」「ここ数年はいいけど10年後はどうだろう」と、先の心配をすればするほど見通しが立たなくて不安になります。怪我や病気などで働けなくなると、収入もそこでストップしてしまいます。これもフリーの人の心をざわつかせてしまいますよね。保険などである程度カバーできることとはいえ、その保険料を支払うためにもお金が必要。お金の心配をし始めると、悪いことばかりつい考えるようになってしまいます。ただ、冷静に考えてみると「会社員がそこまで安心できる立場なの?」というところにも行き着きます。会社員だからと安心して何も努力しないでいれば、いつか急に足元をすくわれてしまうことだってあるわけです。そう考えると、デメリットばかりを恐れて独立をためらうのはもったいないのかもしれません。
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年収は上がるのか?
不安定リスクを取って独立するからには、会社員時代より年収を大幅にアップさせたいと考えるのはもっともなことです。フリープログラマーにはいろいろな働き方をしている人がいるので、同じ能力があっても年収はそれぞれで平均がわかりませんが、一般的なスキルがあれば会社員の倍を稼ぐことも可能です。プログラマーは歳をとると仕事がなくなるという説がありますが、フリープログラマーなら能力さえあれば活躍する場はあります。
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もはや成熟期?
IT業界には、進歩の余地があるジャンルがある一方で成熟期に達しているジャンルがあることも確かです。今後はITの力で便利になったものの無駄をなくし、ものとものをつなげていくことが課題になっていくでしょう。業界の進歩の早さに追いついていないのが人材で、今すぐ優秀なエンジニアが欲しいと考えている企業は数えきれないほどあります。人材不足が深刻になると、労働環境の問題なども発生してくるので早急にクリアしたい課題です。
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どこからどこまでがIT業界?
IT業界でフリープログラマーとして活躍するためには、業界内にどのような業種があるかをまず知っておかなければなりません。プログラマーに求められるスキルは業種によって異なるので、どのスキルを強化していくかを決めるためにもIT業界の全体像をまずつかみましょう。業種は分かれていても、それぞれ同じIT業界内で密接なつながりを持っています。企業規模や企業の方針によって細かい点は異なりますが、ジャンルの違いを知っておくことで今後の方向性を定めやすくなるでしょう。
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逆にこれはダメって思うことは?
自由に働くことができるという点ばかりに期待してフリープログラマーになると、独立してから現実の厳しさに打ちひしがれてしまうかもしれません。どんな働き方にも良いところと悪いところが必ずあるので、フリープログラマーの悪いところについてもしっかり理解しておきましょう。特に、営業や経理、スケジュール管理などが苦手な人やお金の不安に弱い人は、フリープログラマーの現実を冷静に受け止めておく練習をする必要があります。
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登録~案件紹介のフローは?
フリー向けのエージェントは大小さまざまな規模のものがありますが、大まかな利用フローは同じです。最初の一歩がなかなか踏み出せないなら、利用フローを確認してイメージを膨らませてみてください。利用するかどうか決めかねている状況なら、まずは相談だけしてみてからじっくり考えるという方法もあります。今の自分のスキルでどのぐらいの相場がつくのかを知りたい場合にも、エージェントから最新情報を入手することができます。
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エージェントは何のために使う?
独立をためらう理由が営業ならば、あきらめる前にぜひフリープログラマー向けの案件を多く扱っているエージェントをチェックしてみましょう。営業力がなくても、プログラマーとしてのスキルがあれば、そのスキルに合う案件を探して紹介してくれます。また、紹介するだけじゃなく契約からその後のフォローまで一貫してサポートしてくれるのも大きな魅力です。エージェントによっては、福利厚生サービスが充実している場合もあります。
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